科捜研の女10-10「予告された連続殺人 刑務所の中からの告発 無実の人間が殺される 京都の街を殺意で結ぶ五本線の罠」
■スタッフはなんか、厨二病患者に恨みでもあるんですか?
という感じの展開でした。
「陰陽五行説」とか「殺人計画書」(笑)とか見ていて心惹かれると同時に身を切られるような思いでした。
掘り起こされる、私と近所に住んでた中二病男子の黒歴史。
ガチでちょっと遅めの厨二病を発症していた高校の頃の私を殴りたい。ものすごい殴りたい。そんな衝動に襲われました。
人は誰しも、1回は「黒歴史ノート」ってヤツを作りませんかね。痛々しい妄想を書き連ねたノートとか。今時ならワードファイルにしちゃったりとか。それで小説(笑)とか漫画(笑)なシロモノを作っちゃったりとか。
何が言いたいかっていうと、息子の史明くんが殺人計画書(笑)を書いた理由っていうのは、厨二病患者だったからだよねっていう。
わかりやすく言うならば、
「認めたくないものだな。自分自身の若さゆえの過ちというものを」(by赤い彗星のあの人)
つまり、史明くんは本気で実行に移すつもりなんか微塵もなかったんだよね。あの計画書(笑)の凝った装飾を御覧なさい。間違いなく彼は厨二病患者だったよ。そんな子はね、よっぽど思考が明後日の方向にぶっ飛ばない限り、殺人まではしないものです。妄想だけで発散できるんです。
その割には、割と大事にUSBメモリに取っておいて隠してたりしてたんですけどね。っていうか、よく奈美ちゃんはUSBメモリ見つけられたね。そして何故あの空き家にUSBメモリが残ったままだったのか。ほら、ツッコミ出すとキリがないw
そして冒頭の大橋さんも(息子を庇いたかったという事情があったにせよ)、なんか言い回しが厨二病臭かったよね。そりゃあ、マリコさんも「言ってる意味がよくわかりません」としか返答できないわw
というか大橋家、普通な人が奈美ちゃんぐらいしかいない気がするんだけどね。奈美ちゃんは、思い込みが激しいだけで割とまともだったような気はする。母ちゃんは、反省したとはいえ、昔がアレだったしなー。
史明くんには、そんな家族を守るために、是非頑張っていただきたい。あれだけ酷い厨二病を克服できたんだから、きっと大丈夫ですよ。
■そんな計画に感銘を受けたらしいサイコキラー・御木本。
連続殺人鬼の御木本がサイコパス過ぎて演じている尾美としのりさんを嫌いになりそう...。
せっかく、「久々のサイコキラーだ」とか盛り上がったのにマリコさんと土門さんの締めでちょっと壊された気がすると視聴当時思っていた。
あそこはもう、御木本のバックグラウンドとか一切なしで、ひたすら不気味で本気で同情しようがない犯人にしておくべきだったと思うんだ。そうじゃなきゃ、大したこともしてないのに殺されちゃった、今回の被害者の人たちが可哀想すぎるだろ。
■マリコさんが、他県の刑務所の中にまでその名声を轟かせている件。
「刑事より優秀な研究員がいる」って、それにマリコさんが否定も肯定もしなかったところが逆に怖いわ。
以前の感想記事で、冗談交じりで『問題児コンビの怖さは、全国規模で知れ渡っているとみた』とか書きましたけど、それもあながち間違ってなかったかもしれないと思った。
■序盤、平和な科捜研でお昼ご飯を食べてるみんながかわいかった。
最低3日に1回は出動する羽目になってるのね、あの科捜研。確かに、あの事件の頻度だとなぁ。
ちなみにみんなのメニュー
マリコパパ→ざるそば
日野さん→意外にも(失礼)手作りっぽい。やはりメタボ対策か
泰乃ちゃん→手作りお弁当。
乾くん→コンビニフード。
■簡単に引き下がった(ように見えた)マリコさんを見るみんなが、ものすごい静まり返ってた。いや、気持ちはわかるんだけども。
しかし、今回マリコさんは3回有給を使ったわけですが、どれだけ溜めてるんでしょうね、彼女は。
そんな彼女に付き合ってくれるみんな、本当にだいぶ丸くなったよなー。物足りないって人の気持ちもわかるけど、今更毎回対立されてもアレなので、私はこのままでもいいや。
ちなみに、私は「有給中の捜査活動は云々かんぬん」とか野暮なツッコミはしません。今更だし。
■別にツッコむつもりはないんですが
土門さんの記憶力も科捜研の相変わらずの分析力も、どっちもすごいよなぁと(あの放火場所を特定するくだり)。
■犯人の元に単身で突っ込まなくなった辺り、「マリコさんもさすがに学習したんだなぁ」と思った。まぁ、今回は人質もいたしねぇ。
■まぁ、事件そのものがノリと勢いで突っ走るタイプの話だったので、細かく突っ込むのも野暮かなぁとは思うのですが
・あんな厨二病じみた計画書(笑)だけで、微細証拠すら一切残さず殺人を犯した御木本さんは、間違いなくその道のプロ。
・結局、自殺は他殺にひっくり返ってしまったわけですが、佐久間部長は「またか」とぼやいているかもしれない。っていうか、その件についてのフォローあったっけか。いいのかな。
・殺人計画書(笑)を書いたことへの、周囲からのツッコミと本人の弁明(「さすがに本気じゃなかった」とか、それぐらいで結構なんですが)はほしかったかもしれんね
・さっきも書いたけど、御木本の家庭環境とかはいらなかったかなー。せっかく尾美さんがサイコキラーを演じてくださってたのに。ちょっと壊された感じ。
■屋上のいつもの締め
御木本の家庭環境云々はいらなかったんじゃないかなぁ。うん、ここが気になってさ。
それは置いといて、最後の主役コンビのいちゃつきっぷりに心を撃ち抜かれたのは私だけではないはず。
マリコさんが「美貴ちゃんと連絡取ってる?」って聞くのは、今年の初回を踏まえた上での台詞なのは勿論ですけど、春先のSPの土門さんからの台詞へのお返し(マリコママと連絡取ってるかとか聞いてたアレ)なのかなー、と思ったんですが、やっぱりそれって考えすぎでしょうか。
同じ「屋上でマリコさんと土門さんが話して締め」パターンでも、こうやってほのぼの終われる系統は好きです。しんみり終わる系統も嫌いじゃないんだけど、でもやっぱり、最終回は笑顔で終わって欲しいじゃないですかね。
はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問」に答えました!
はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問」に答えました。
ブログ名もしくはハンドルネームの由来は?
ブログ名の『ブログ名の『MY STRESS BUSTER』とは、このブログを書いてストレス解消したい、という意味でつけました。
本来、「ストレスを解消する」は「Relieve stress」で、「stress buster」という言葉はちょっと過激なイメージの言葉なんですけど、わたしのストレス解消方法は結構、過激な内容なので…。
例えばサンドバッグを殴ったり、大声で叫んだり、強い力で腕時計を握ったり、壁に体当たりしたり、、、。
ハンドルネームの「祐ちゃん」は本名のあだ名で、特に意味はなかったです。
はてなブログを始めたきっかけは?
友人の勧め。
自分で書いたお気に入りの1記事はある?あるならどんな記事?
特にないです。
ブログを書きたくなるのはどんなとき?
特にないです。
下書きに保存された記事は何記事? あるならどんなテーマの記事?
特にないです。
自分の記事を読み返すことはある?
あります。
好きなはてなブロガーは?
いろいろいます。なんか読者になったりするの苦手なんですが、割と色んな人の記事を読んでます。
はてなブログに一言メッセージを伝えるなら?
10周年おめでとうございます。
急になくなったりしないでくださいね!
10年前は何してた?
多分、今と一緒でした。
この10年を一言でまとめると?
色々なものに沢山出会った10年だと思います。
監察官・羽生宗一「留置場で疑惑の制圧死 監視カメラの死角の真相を追う!!逆転無罪を勝ち取った女弁護士の疑惑!?」
■事件発生
成城北署の留置場内で拘置人が看守に制圧され死亡する事件が発生した。
こうして、羽生は監察業務を開始する。
不審な死を遂げたのは痴漢容疑で逮捕拘留されていた香山守。
香山は深夜になって急に「ここから出せ!」と騒ぎ出した。
其処で看守係長の大下光男の立ち会いのもと、看守の北村浩二が背後から首に腕をまわして制圧した。
ところが、気付いた時には香山は意識を失っていた。
大下の指示により北村がその場を離れ救急車を手配したのだが、時既に遅く死亡していたと言う。
羽生の監察聴取に対し、大下も北村も真摯な対応を示しており正当な制圧だったと思われたが……。
羽生は香山が制圧された場所が留置場内の防犯カメラ映像から死角となることから調査を続行する。
また、香山が彼の弁護士・三池塔子の接見を受けてから不審な様子を示していたことも判明。
羽生は塔子を訪ねるが、彼女は香山を励ましただけと説明する。
その翌朝、月島で篠田美貴が刺殺体で発見された。
ところが、この美貴こそが香山を痴漢容疑で訴えていた女性であった。
同じ頃、芸能プロダクション社長・光岡孝之が記者会見を開いた。
光岡は香山の上司であり、彼の無罪を大々的に訴えたのだ。
これにより追い込まれることになった山岡警務部長は羽生に早急な結論を求める。
■香山は3年前に逮捕されていた
矢先、香山が3年前に殺人容疑で逮捕されていたことが明らかに。
被害者とされたのは光岡の事務所に所属していた森末春菜。
春菜は事務所を辞め実家に戻っていたのだが光岡たちと何やら揉めており、訪ねて来た香山に殺害されたとされていた。
この際に香山の弁護を担当したのが三池であった。
塔子の手腕により香山は無罪判決を勝ち取っていたのである。
そんな塔子と接見した香山がその夜に錯乱したのは何故か!?
羽生が疑問を抱く中、新たな殺人事件が発生する。
■光岡の転落死
なんと、光岡が謎の死を遂げたのだ。
実は美貴殺害は光岡の犯行であり、これを悔いての自殺と思われたが……。
だが、羽生はこの結論に納得していなかった。
■塔子は北村が犯人だと思っていた
すると、塔子が誰かを庇っていることが判明。
追及したところ、塔子が庇っていたのは北村であった。
3年前、塔子は香山の無実を信じ弁護にあたっていたのだが春菜を殺害したのは香山だったのだ。
■芸能事務所の闇
実は光岡の事務所は政財界の有力者に事務所所属の少女と薬をセットにして貢いでいた。
春奈はその秘密を知っていながら、事務所を離れようとした。
有力者たちの名前が漏れたら大スキャンダルだ。
そして、香山が口封じの為に春菜を殺害した。
しかし、これを知らない塔子は香山を無罪にしてしまったのである。
しかも、当時の春菜には交際相手がおり、これが北村であった。
どうやら、春菜は自身の行動を恥じており、北村に顔向け出来ずに事務所を辞めてしまったらしい。
これらの事実を塔子は最近になって知った。
塔子は収監中の香山に接見し、これを確認したのである。
すべてを知った塔子は北村に罪悪感を抱いており、其処で彼を庇ったのだ。
では、やはり香山の死は制圧中の事故ではなく他殺なのか?
そして、光岡殺害も北村の犯行なのか?
しかし、羽生はこの見解に異を唱える。
■真犯人
そもそも、香山殺害時に不審な行動があったのである。
何故、大下は自身で救急車を呼ばなかったのか?
また、北村に呼びに行かせたことで大下は香山と2人きりになっていた。
そう、香山殺害犯は大下だったのである。
確かに北村も香山を絞め殺そうとしていた。
だが、大下に制止されたことで阻止されていたのだ。
その後、意識を取り戻した香山だが、大下に殺害されたのだ。
もちろん、光岡殺害も大下の犯行であった。
羽生に指摘され罪を認めた大下は動機を語り出す。
大下と北村は古くから家族ぐるみの付き合いで、大下は北村を我が子のように可愛がっていた。
3年前、北村は春菜と結婚を考えていた。
だが、春菜は不適切な接待を行っており、自分が北村に相応しくないと考えていた。
ある日、春菜は大下を呼び出し相談した。
大下は北村の将来を考え、また息子とも思う彼を取られることを怖れて春菜の危惧を否定せずに助長した。
結果、春菜は事務所を辞めて故郷に戻ったのだが、香山に殺害されてしまったのだ。
大下はこれに罪の意識を抱いていた。
そんなところに、香山が収監されて来たのである。
しかも、大下は塔子と香山の会話から彼の犯行を確信した。
其処に北村による制圧騒動が発生。
大下は北村を遠ざけると香山を殺害したのであった。
そして、香山と同じく罪を罪とも思わない光岡も殺害したのである。
こうして、大下が逮捕された。
大下は懲戒免職処分、北村は署長からの説諭となった。
■感想
「監察官・羽生宗一」シリーズ第3弾。
大下は北村の為ではなく、春菜を否定してしまった自身の贖罪の念からの犯行だったんですね。
だからこそか、あまりにも北村に負担となり過ぎる方法だったような気がします。
大下曰く、闘病中の妻・和美が亡くなってから自首を考えていたとのことですが、その間に当の北村が責任を追及されてしまえば我が子とも思っていた筈の北村の将来は台無しです。
仮に後程名誉が回復されても、その頃には北村は退職していた可能性すらある。
そもそも、今回の件で北村は苦しい立場に追いやられてしまったし。
あれだったら、香山が生きていた時点では普通に救急車を呼んで、少なくとも北村を巻き込まないことを確認してから抹殺すべきだったのではなかろうか。
でないと、どう足掻いても北村に「香山殺害」の疑惑が付きまとうことになるのに……。
どうも、大下の行動にモヤモヤが募りました。
ちなみに、北村が現職を続けられるということは「香山への制圧は適正な範囲内であった」との結論になるのでしょうか。
此の点も気にかかりました。
ふと思ったんだけど、アイドル事務所と看守業を扱った作品って稀有な気がする。
そう言えば、看守が物語の中心ということで横山秀夫先生『看守眼』を思い出しました。
鉄道捜査官13「殺意の密室車内パーティ!益子焼の里を走るSL特別ダイヤの謎」
■あらすじ
警視庁鉄道捜査隊東京駅分駐所に所属する鉄道捜査官・花村乃里子(沢口靖子さん)は、栃木県警から後輩の捜査官・立花広太郎(金子昇さん)の身元確認の電話を受けて驚く。立花は非番の日に、SL列車が走る“真岡鐵道”の写真を撮りに行ったところ、土手の下で後頭部から血を流した若い女性・松田由紀(宮地真緒さん)が倒れているのを発見し、その犯人かと間違えられてしまったのだ。
調べた結果、由紀はその日の朝、東京都内に住む恋人・雨宮慎一郎(古澤蓮さん)のもとから栃木県内の自宅に戻ったばかりとわかる。だが、立花から連絡を受けた乃里子と望月春樹(長谷川朝晴さん)が事情を聞こうと彼のマンションに急行すると…なんと雨宮は刺殺されていた!
病院で意識を取り戻した由紀は、見知らぬ男に襲われ、逃げる途中に土手から転落したと話すが、栃木県警は、別れ話の末に由紀が雨宮を殺害した後、自殺未遂を図ったものと疑う。だが立花は、恋人の死に大きなショックを受ける由紀の様子を見て憤慨。彼女が無実を主張していることを立花から聞いた乃里子たち分駐所の面々は、独自に捜査を開始することにする。
殺された雨宮は、ルポライターとは名ばかりの情報屋で、社会派ノンフィクション作家・佐藤謙(小木茂光さん)の“下調べ役”をしていたらしい。その佐藤は「雨宮なんて男は知らない」と関係を否定するが、雨宮の仕事仲間・金谷俊一(岡田浩暉さん)によると、佐藤は現在“日本のフィクサーたち”というシリーズを連載中で、来月号でファッション業界の陰の実力者・堀場達夫(寺泉憲さん)の実態を暴露するべく、雨宮に堀場の下調べを依頼していたとわかる。堀場という男は警視庁捜査二課の元捜査官で、表向きは“堀場プロダクション”という会社を経営していたが、その実態は全くの謎だった。
かつて捜査二課で堀場と同僚だった分駐所課長・野川一郎(筧利夫さん)によると、堀場は職務で知り得た情報をネタに恐喝を繰り返し、巨額のウラ金を得ていたという。しかしその事実は警視庁上層部によって隠蔽され、堀場は依願退職という形で警察を去った。野川と共に、堀場社長を直撃する乃里子。堀場は一見気さくな人物だったが、由紀の名前を出したとき、その表情がわずかに反応したのを、乃里子は見逃さなかった。
そんな折、佐藤のもとに「連載を中止しろ。さもないと死ぬことになる」という脅迫状が舞い込む。堀場からの脅しと思われたが、佐藤はなんとその堀場プロダクションの“創立10周年記念イベント”に招待され、会場となる真岡鐵道に乗り込んでいた。乃里子たちは佐藤の身辺警護のため同乗するが、その矢先、第二の殺人が起きて…!?
(土曜ワイド劇場公式HPより)
雨宮の件で佐藤を訪ねた乃里子たち。
そこでバイクを磨く金谷に出会う。
乃里子は金谷のバイクに感心する。
2年前、由紀の姉・亜紀が謎の自殺を遂げていたことが判明。
亜紀は堀場のプロダクションにモデルとして所属していた。
調べたところ、亜紀の自殺が代議士・服部に捨てられたことを苦にした為と分かる。
どうやら、堀場が服部に亜紀を近づけ、妻帯者である服部がこれにかかるや、不倫をネタに脅迫したらしい。
これに屈した服部は堀場に金を渡し亜紀と別れた。
こうして亜紀は自殺したのだ、妊娠2ヶ月だったと言う。
■佐藤に脅迫状が届く
佐藤の事務所に脅迫状が届いた。
「連載を中止しろ、さもないと佐藤謙は死ぬことになる。」
ところが、佐藤は堀場の主催するパーティーに参加すると言って聞かない。
仕方なく、佐藤の警護に赴く乃里子たち。
■堀場のパーティーと第2の殺人
堀場のパーティーは貸し切りのSL列車でカクテルパーティーを楽しみながら益子町まで行き、そのあとは堀場社長の別宅で盛大な宴会を楽しむという内容です。
ところが、堀場が途中退席し、そのまま殺害されてしまう。
この報を受け、妻である弓枝は錯乱状態に陥る。
パーティー参加者は堀場以外には誰1人として席を外しておらず、参加者の中に犯人は居ないと思われた。
弓枝によれば、堀場は益子に到着する直前に何者かから連絡を受けていたようだが……。
そんな中、堀場殺害の現場付近から由紀らしき女性が逃げたとの目撃情報が。
乃里子は由紀の行方を追う。
そこへ、当の由紀から電話がかかって来る。
何でも、「長い石段、古い三重の塔、閻魔堂の場所に居る」と言う。
西明寺に違いないと判断し、駆け付けた乃里子たちは由紀を保護する。
由紀によれば、謎の人物から電話があり殺害現場に呼び出されたらしい。
これを聞いた乃里子は真犯人の罠に違いないと断言する。
しかも、由紀はかかって来た電話を録音していた。
この録音を科捜研に提出し調べることに。
ところが、由紀は所轄署に連行されてしまう。
録音データを調べたところ、電話の主は南関東の人間と判明。
その背景に都電荒川線の音が入っていたことから、佐藤事務所の人間が疑われる。
だが、当の佐藤はパーティーに参加すべく移動中だった筈、該当するのは金谷しかあり得ない。
ところが、金谷はアリバイを主張。
東北新幹線で東京に戻ったと言うのだ。
金谷の証言が事実ならば犯行は不可能だ。
乃里子はこの鉄壁のアリバイに挑む……。
乃里子は金谷の行動を再現。
見事にアリバイを崩すことに成功する。
堀場の屋敷を訪ねた乃里子は、弓枝に金谷について問う。
知らないと答える弓枝。
どうやら、弓枝は屋敷を出るようだ。
なんでも、弓枝は実の妻ではなく、内縁の妻だったらしい。
■堀場プロダクション解散
堀場プロダクションが解散することが判明。
堀場は部下を信用しておらず、データを自宅PCにのみ保存していたがそのPCが盗まれたらしい。
これにより物理的にプロダクションを維持・運営できなくなったのだ。
弓枝によれば、誰が盗んだか分からないと述べる。
野川はPCを盗んだとしてパスワードを解除できるのかと疑問を呈する。
■真犯人の正体
数日後、弓枝は金谷を呼び出していた。
バイクでやって来た金谷に1億円を渡し、海外へ逃亡するよう勧める弓枝。
其処へ、乃里子たちが現れる。
堀場のPCを盗んだのは弓枝だと指摘する乃里子。
弓枝だけが堀場のPCを自由に使えるのだ。
何故ならば、堀場にPCの使い方を教えたのは弓枝だった。
パスワードも知っていたのだ。
弓枝は堀場の持つ情報を奪い裏ビジネスを引き継ごうとしていたのだ。
自身のアリバイを主張する金谷だったが、アリバイは既に破られていた。
JR水戸線は単線。
上りも下りもほぼ同時刻に発車する。
上りに乗ったと見せかけて、下りに乗車。
途中でバイクを使いショートカットして、不可能を可能にしたのだ。
その後、堀場を呼び出し殺害したのだった。
雨宮を殺害したのも金谷だった。
当初、堀場の殺人計画に参加していた雨宮。
だが、由紀を本気で愛したことで計画から離脱したいと言い出す。
これに危機感を持った金谷は雨宮を殺害したのだった。
そして、由紀を襲撃したのである。
すべて弓枝の指示に従ったと語る金谷。
金谷は雨宮の撮影した堀場の写真に写っていた弓枝に心奪われた。
佐藤から弓枝が内縁の妻であると聞かされた金谷は佐藤のアドバイスで彼女に接近。
誘われるままに堀場殺害計画に参加したのだ。
逃げ出そうとする金谷の前に現れる野川。
野川はこの犯罪にはもう1人加わっていると語る。
「佐藤さん!」「さと~さん!!」「さと~~~~~~~~さん!!!」
野川の呼びかけに応じ、影から現れた人物……それは佐藤だった。
今回の黒幕は佐藤だったのだ。
佐藤は弓枝を使い、金谷を利用したのである。
昔こそ情熱のあった佐藤だったが、いつの頃からか手抜き原稿でごまかすようになった。
佐藤の真実は、高名な作家などではなく、いかにも本物のふりをして、ニセモノを売っている詐欺師みたいな人間。
そこで、新しいビジネスを模索し、堀場の裏ビジネスを引き継ぐことにしたのだ。
表向きは合法ビジネスで、社長は弓枝、佐藤が相談役。
佐藤は弓枝の首にナイフをあてて人質にとって逃亡を図るが、乃里子がカバンを投げつけ、ひるんだところから格闘戦に持ち込む。
佐藤は乃里子と格闘するも、取り押さえられて逮捕される。
弓枝は日陰者の身を嘆いて佐藤の計画に乗ったらしい。
そんな弓枝に自分の足で立つべきだったと諭す乃里子。
真犯人が捕まったことで由紀は釈放された。
そして、今日もパトロールに勤しむ乃里子たち。
■感想
西村京太郎先生原作の「鉄道捜査官」第13弾です。
前作は2011年4月30日に放送されており、1年ぶりのシリーズ新作となりました。
前作についてはまだ書いていませんね。
佐藤、弓枝、金谷とよもやの怪しい容疑者全員が犯人パターン!!
これには驚きました。
金谷と弓枝は犯人だろうと思っていたのですが、もう1人居るとは……。
金谷は放送開始直後にバイク磨きシーンが出たので第1容疑者。
その後、乃里子たちを駅で見送ったので犯人確定(本シリーズは時刻表トリックがメインなので、他の交通手段やアリバイトリックに関わるものが出ればほぼ犯人)。
弓枝は直接的な利害関係者であること、本シリーズが妻が犯人パターンが多い事からほぼ犯人確定。
ところが、佐藤には気付かなかった。
これにはしてやられました。
本来ならアンフェアだ……と騒ぎたいところですが、このシリーズでは許せてしまう不思議。
作品の持つ雰囲気の為せるワザでしょうか。
そして、何気に笑いどころを作ってましたね。
野川の「さと~~~さん!!」には爆笑、あれは間違いなく狙ってますね。
あのシリアスシーンでギャップを狙うとは……
私のプロフィール
久しぶりのブログ更新ですね。
今日は、「ストレス解消ブログ」管理人祐ちゃんのプライベートがわかるというスーパーナイスなコーナーです。知りたくないというそんなあなたもまぁそういわずにお付き合い下さいませ。
★自画像
こんな感じです。
あ、ずっとこんな服着てるわけじゃありません...普段はおしゃれ(?)な服を着てます。
たまにこんな感じのスーツを着ます。
青のベルトとか持ってます。
★本職
中学校の教師です。担当は英語とか家庭科とかです。
★趣味
旅行、料理、音楽観賞、ギター、カラオケ、寝ること、クロスワードパズル、イラスト描き、サンドバッグにパンチ連打・・・だいたいこんな感じです。
家にあるサンドバッグは起き上がりこぼしタイプです。
ストレス解消用に買ったんですけど、起き上がってきたらさらにイライラしちゃってあんまりストレス解消にはならないですw。
★好きなスポーツ
中学時代はバスケ部でした。
高校時代はバドミントン部でした。うちの高校のバドミントン部はチャラい系の男子がかなり所属してて、そいつらによくナンパされてました。
そんなに、強くはないんですけど、一生懸命練習していました。
県大会にも出たけど、たまに勝つぐらいでした。
大人になってからは、キックボクシングとかフィットネスとかをやってました。
★好きな言葉
「One for All, All for One(ワン フォー オール オール フォー ワン)」
です。
★好きな色
赤←携帯も赤。車も赤です。
あとまた何か思いついたら書きます。
科捜研の女スペシャル「真夜中の大爆発!狙われた京都サミット!! SPがSPを射殺!? 疑惑のテロリスト銃撃戦…監禁されたマリコ」
今日は、科捜研の女スペシャル「真夜中の大爆発!狙われた京都サミット!! SPがSPを射殺!? 疑惑のテロリスト銃撃戦…監禁されたマリコ」です。
銃弾の軌道についての話を、トコトン硬派に書くとこうなります、という感じの回。マリコさんがトコトン科学バカなので、新・科捜研SPの中ではこれが1番好きかも。
なんというか、旧時代のトンデモ科学と新以降のシリアス路線を混ぜて、勢いにまかせてみました! という感じ。嫌いじゃないぜ。
常々テレ朝ドラマってのは爆発に金かけない(かけられない?)よねと思ってたけど、スペシャルだからか気合入ってましたね。爆発だけじゃなく、全体的に。2時間SPをこのテンションで突っ走れるドラマ、他にどれだけあるのか。
「人情? お涙頂戴? 何それ食えるの?」なノリのこの話。木8って制約はありつつ実は自由度高い枠だとは思うけど、その中でも本当に『京都迷宮案内』と『科捜研の女』は好き勝手やらかすドラマだなぁと思います。もちろん褒めてますよ。
■何かマリコさんと乾くんの髪型が……変。
と、それはさておき初っ端から日野さんが雷管にビビったり、美貴ちゃんが暢気に爆発物ぶらさげてみたりと濃いオープニング。
そこを颯爽と助けたのが警備部第四課・要人警護担当の久保さん。かっけぇ。
今回は彼女がキーキャラなワケですが……仲間を撃ったのではないかとの疑惑をかけられ弱気になったり、肩に被弾しながらも逃走したりする超人ぶりを見せたりといいキャラしてたし、なんか懲戒免職取り消しフラグも立ってたしでもう1回登場しないかなぁ。
■ハチについて色々教えてくれた、大学の先生みたいな人のキャラが素敵過ぎた件。「そりゃあ、踏まれりゃ刺すでしょ」
それ以外にも、ハチを使って被害者の身元を特定するところはご都合主義っぽかったけど、旧時代のようなノリが笑えたのでよし。
そういえば日野さんがハチに刺されて応急処置はしてたけど、病院行ったのかね。
◆マリコさんを評して、「根っからの『科学バカ』」と言う名言を遺した光子さんが出ている最期の話がこれ。本当に惜しい方を亡くしました。
そういうところも含め、やっぱり『科捜研』にはこういう一般人ポジションの人が1人は必要だと確信した。今何をやっているのが、どういう事件なのか、そういうおさらいをするためにもね。今回の話では、特にその役割が際立って見えた。
今年のシリーズでは美貴ちゃんや土門さんがその係だったのかもしれないけど、それだと何かあまりに2人がアホの子っぽかったので。
■マリコさん、気休め程度とはいえ治療行為もできるってスーパー過ぎる。もちろん医師免許は持っていないので、ラストで刑事部長にしっかり始末書を書けと言われてしまってますが。
そして最後まで科学を信じてこだわり、ついにガラスの振動の起波点から真実を見つけ出すマリコさん。後半30分の怒涛の展開はすごいの一言。このジェットコースター的な勢い、トンデモ科学っぷりを上手く合わせて料理できるってすごいなぁ。逆に言うと、やや尻切れトンボでもあったかな。この密度なら、いっそ2時間半でもいけたかと思ってしまう。
名前は横山一敏さんと言って、主に仮面ライダーやスーパー戦隊シリーズなどでスーツアクターとして活躍している人物です。
■サミットをなんで修羅の都・京都でやるんだ?
■真犯人の正体
しかしこの隊長、人のよさそうな顔して4人も殺した上、その罪から逃れるためには部下も利用するという極悪人っぷり。まぁ、この役が鶴見さんな時点でただの脇役なわけがないんですけども。
『大豆田とわ子と三人の元夫』第2話
ある日、八作(松田龍平さん)のレストランで慎森(岡田将生さん)と鹿太郎(角田晃広さん)が出くわしたところに、さらに偶然とわ子と唄(豊嶋花)もやってくる。いつものように周囲に憎まれ口を叩く慎森だったが、どんなに煙たがられてもめげることなく、とわ子に近づこうとする鹿太郎に、強がった態度とは裏腹に一種のうらやましさを感じていた。
そんな自分について慎森は、公園で会った小谷翼(石橋菜津美さん)に対して「僕には人を幸せにする機能が備わっていない」と弱音をもらす。
元夫たちに新たな出会いが訪れる中、唄の思いつきにより、元夫たちを招いて5人ですき焼きパーティーを開催することに。こだわりの食材や道具を持ち寄った3人が訪れたとわ子の部屋で、慎森は結婚当時の思い出が詰まったソファーが処分されていることに気づき、内心ショックを受ける。
ひょんなことから、とわ子と2人きりになったタイミングで、その理由を問いただす慎森だったが、徐々に胸に秘めていた思いがあふれていき…。
すきやきを食べていたら、上の階から女性の悲鳴が聞こえた。なぜかとわ子は、のこぎりを持っていくと、不審人物だと思われ、唄や元夫たちの目の前でとわ子はパトカーに乗せられ、警察に連れていかれてしまった。
突然の出来事にあっけに取られる慎森だが、とわ子を一生懸命追いかけ警察署に到着する。そして3時間後、釈放される。
慎森は、とわ子と向かい合い、「君は頑張っているよ」とわ子は、別れても一緒に生きていると思っているからと伝える。
親友の恋人の三ツ屋早良が、八作のレストランに1人できた。そして6秒見つめ合う。
鹿太郎は女優の古木美怜からキスされる。
■感想
慎森が、口下手で、言いたいことを言えないけど、とてもやさしい感じで素敵でしたね~。思い出のソファが粗大置き場に置かれているところがとてもリアルでした。
とわ子が警察連れていかれたときはびっくりしましたが、ソファの足を切ったのこぎりを持っていたことで通報されていたとは、、、面白すぎる。
3人の夫に、とわ子以外の女性が出現していきましたね。鹿太郎が女優からキスされてて一番進んでいる?感じでした。3人ともとわ子に未練たっぷりって感じがまた・・・。